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title: "テンプレートをオーバーライドする"
version: 6.1
locale: ja
source: https://docs.djangoproject.com/ja/6.1/howto/overriding-templates/
canonical: https://djangodocs.dev/ja/6.1/howto/overriding-templates/
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# テンプレートをオーバーライドする

プロジェクトでは、`django.contrib.admin` のような contrib アプリケーションやサードパーティアプリケーションで Djangoアプリケーションのテンプレートを上書きすることができます。 テンプレートの上書きは、プロジェクトのテンプレートディレクトリまたはアプリケーションのテンプレートディレクトリに置くことができます。

オーバーライドが含まれている app と project の両方のテンプレートディレクトリがある場合、デフォルトの Django テンプレートローダは、まずプロジェクトレベルのディレクトリからテンプレートをロードしようとします。つまり、 [`DIRS`](/ja/6.1/ref/settings/#std-setting-TEMPLATES-DIRS) は [`APP_DIRS`](/ja/6.1/ref/settings/#std-setting-TEMPLATES-APP_DIRS) より前に検索されます。

> **See also**
>
> そのようなことをしたい場合は、[組み込みのウィジェットテンプレートをオーバーライドする](/ja/6.1/ref/forms/renderers/#overriding-built-in-widget-templates) を読んでください。

## プロジェクトのtemplatesディレクトリからオーバーライドする

最初に、プロジェクトのテンプレートディレクトリに置き換え用テンプレートを作成して、テンプレートのオーバーライドを検討します。

`blog/post.html` と `blog/list.html` というテンプレートを提供している `blog` というサードパーティアプリケーションのテンプレートをオーバーライドしようとしているとしましょう。プロジェクトに関連する設定は次のようになります:

```
from pathlib import Path

BASE_DIR = Path(__file__).resolve().parent.parent

INSTALLED_APPS = [
    ...,
    "blog",
    ...,
]

TEMPLATES = [
    {
        "BACKEND": "django.template.backends.django.DjangoTemplates",
        "DIRS": [BASE_DIR / "templates"],
        "APP_DIRS": True,
        # ...
    },
]
```

デフォルトのプロジェクトテンプレートを使ってプロジェクトを作成した場合、 [`TEMPLATES`](/ja/6.1/ref/settings/#std-setting-TEMPLATES) 設定と `BASE_DIR` はすでに存在しています。変更が必要な設定は [`DIRS`](/ja/6.1/ref/settings/#std-setting-TEMPLATES-DIRS) です。

これらの設定はプロジェクトのルートに `templates` ディレクトリがあることを前提としています。 `blog` アプリのテンプレートを上書きするには、 `templates` ディレクトリにフォルダを作成し、テンプレートファイルをそのフォルダに追加します:

```
templates/
    blog/
        list.html
        post.html
```

テンプレートローダーはまず `DIRS` ディレクトリにあるテンプレートを探します。 `blog` アプリのビューが `blog/post.html` と `blog/list.html` のテンプレートを要求すると、ローダーは先ほど作成したファイルを返します。

## アプリのテンプレートディレクトリからオーバーライドする

プロジェクトのアプリの外部にあるテンプレートをオーバーライドする場合、通常は最初の方法を使用し、テンプレートのオーバーライドをプロジェクトのテンプレートフォルダに配置します。ただし、好みに応じて、オーバーライドをアプリのテンプレートディレクトリに配置することも可能です。

まず、テンプレート設定がアプリディレクトリ内をチェックしていることを確認してください:

```
TEMPLATES = [
    {
        # ...
        "APP_DIRS": True,
        # ...
    },
]
```

もし `myapp` というアプリにテンプレートのオーバーライドを配置し、オーバーライドするテンプレートが `blog/list.html` と `blog/post.html` である場合、ディレクトリ構造は以下のようになります:

```
myapp/
    templates/
        blog/
            list.html
            post.html
```

[`APP_DIRS`](/ja/6.1/ref/settings/#std-setting-TEMPLATES-APP_DIRS) を `True` に設定すると、テンプレートローダーはアプリのテンプレートディレクトリを探し、テンプレートを見つけることができます。

## オーバーライドされたテンプレートを継承（extend）する

テンプレートローダーが設定されていれば、 [`{% extends %}`](/ja/6.1/ref/templates/builtins/#std-templatetag-extends) テンプレートタグを使ってテンプレートを継承できます。これにより、テンプレート全体を再実装することなく、少しだけカスタマイズできます。

例えば、このテクニックを使って `admin/base_site.html` テンプレートにカスタムロゴを追加できます:

*`templates/admin/base_site.html`*

```html+django
 {% extends "admin/base_site.html" %}

 {% block branding %}
   <img src="link/to/logo.png" alt="logo">
   {{ block.super }}
 {% endblock %}
```

備考:

- この例では、 `templates/admin/base_site.html` にファイルを作成し、 `admin/base_site.html` を上書きするために、設定されたプロジェクトレベルの `templates` ディレクトリを使用します。
- 新しいテンプレートは `admin/base_site.html` を継承しており、これはオーバーライドされるテンプレートと同じです。
- このテンプレートは `branding` ブロックだけを置き換え、カスタムロゴを追加し、 `block.super` を使って以前のコンテンツを保持します。
- 残りのテンプレートは `admin/base_site.html` からそのまま継承されます。

このテクニックは、テンプレートローダーが `extends` タグを解決するときに、すでにロードされているオーバーライドテンプレート (`templates/admin/base_site.html`) を考慮しないので動作します。 `block.super` と組み合わせることで、小さなカスタマイズを行うための強力なテクニックとなります。
