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title: "クラスベースビュー"
version: 2.0
locale: ja
source: https://docs.djangoproject.com/ja/2.0/topics/class-based-views/
canonical: https://djangodocs.dev/ja/2.0/topics/class-based-views/
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# クラスベースビュー

ビューとは、リクエストを受け取りレスポンスを返す、呼び出し可能なオブジェクトです。Djangoは、関数だけでなく、クラスを使ったビューの例もいくつか用意しています。これらのクラスは、ビューを構造化し、継承とミックスインを利用してコードを再利用することを可能にします。この後見ることになる、単純なタスクのための汎用ビューもいくつかありますが、各自のユースケースに合った、再利用可能なビューの構造を設計したいかもしれませんね。完全な詳細に関しては [class-based views reference documentation](/ja/2.0/ref/class-based-views/) を参照してください。

- [クラスベースビュー入門](/ja/2.0/topics/class-based-views/intro/)
- [ビルトインのクラスベースのジェネリックビュー](/ja/2.0/topics/class-based-views/generic-display/)
- [クラスベースのビューでフォームを扱う](/ja/2.0/topics/class-based-views/generic-editing/)
- [クラスベースのビューでミックスインを使用する](/ja/2.0/topics/class-based-views/mixins/)

## 基本的な例

Django は、さまざまなアプリケーションに広く適用できるベースビュークラスを用意しています。[`View`](/ja/2.0/ref/class-based-views/base/#django.views.generic.base.View) クラスを継承したすべてのビューは、指定した URL へのビューのリンクや、送り出す HTTP メソッド、その他シンプルな機能をハンドリングします。[`RedirectView`](/ja/2.0/ref/class-based-views/base/#django.views.generic.base.RedirectView) は単純な HTTP リダイレクトを行うビュークラス、[`TemplateView`](/ja/2.0/ref/class-based-views/base/#django.views.generic.base.TemplateView) はベースビューを拡張してテンプレートレンダリングの機能をもたせたビュークラスです。

## URLconf での簡単な使用例

ジェネリックビューを使用する最も簡単な方法は、URLconf 内で直接オブジェクトを作成することです。クラスベースビューの単純な属性をいくつか変更するだけなら、[`as_view()`](/ja/2.0/ref/class-based-views/base/#django.views.generic.base.View.as_view) のメソッド呼び出しに渡せばいいだけです。

```
from django.urls import path
from django.views.generic import TemplateView

urlpatterns = [
    path('about/', TemplateView.as_view(template_name="about.html")),
]
```

[`as_view()`](/ja/2.0/ref/class-based-views/base/#django.views.generic.base.View.as_view) に渡されたすべての引数は、クラスで設定された属性を上書きします。次の例では `TemplateView` の `template_name` を設定しています。同様の上書きのパターンは、[`RedirectView`](/ja/2.0/ref/class-based-views/base/#django.views.generic.base.RedirectView) の `url` 属性でも使えます。

## ジェネリックビューのサブクラス化

次に、ジェネリックビューのもっと強力な使用例として、既存のビューを継承して、新しい値やメソッドを提供するために、`template_name` などの属性や `get_context_data` などのメソッドをサブクラスで上書きする方法を紹介します。たとえば、1つのテンプレート `about.html` だけを表示するビューを作ることを考えてみてください。Django には、このために利用できるジェネリックビュー [`TemplateView`](/ja/2.0/ref/class-based-views/base/#django.views.generic.base.TemplateView)  があるので、これをサブクラス化し、テンプレート名を上書きするだけで実装できます。

```
# some_app/views.py
from django.views.generic import TemplateView

class AboutView(TemplateView):
    template_name = "about.html"
```

あとは、URLconf にこの新しいビューを追加するだけで使用できます。[`TemplateView`](/ja/2.0/ref/class-based-views/base/#django.views.generic.base.TemplateView) は1つのクラスであって、関数ではありません。そのため、指定する URL に対して、代わりに [`as_view()`](/ja/2.0/ref/class-based-views/base/#django.views.generic.base.View.as_view) クラスメソッドを設定しています。これによって、クラスベースビューに対する関数ライクな要素を指定することができます。

```
# urls.py
from django.urls import path
from some_app.views import AboutView

urlpatterns = [
    path('about/', AboutView.as_view()),
]
```

組み込みのジェネリックビューの使用方法の詳細については、次のトピック [generic class-based views](/ja/2.0/topics/class-based-views/generic-display/) を参照してください。

### その他の HTTP メソッドをサポートする

誰かが私たちの図書館に HTTP 経由でアクセスして、ビューを API として使用したいという状況を考えてください。API クライアントはたびたびコネクションを張り、最終訪問日時以降に出版された本のデータをダウンロードするとします。しかし、新しい本の情報が存在しない場合には、データベースから本のデータを取得し、レスポンステキストをレンダリングし、クライアントに送信し返すための CPU タイムとバンド幅は無駄になってしまいます。最新の本が出版された時点で API に問い合わせた方が好ましいかもしれません。

そのために、URLconf 内で、本のリストビューへの URL を次のようにマッピングします。

```
from django.urls import path
from books.views import BookListView

urlpatterns = [
    path('books/', BookListView.as_view()),
]
```

そして、ビューには次のように書きます。

```
from django.http import HttpResponse
from django.views.generic import ListView
from books.models import Book

class BookListView(ListView):
    model = Book

    def head(self, *args, **kwargs):
        last_book = self.get_queryset().latest('publication_date')
        response = HttpResponse('')
        # RFC 1123 date format
        response['Last-Modified'] = last_book.publication_date.strftime('%a, %d %b %Y %H:%M:%S GMT')
        return response
```

ビューが `GET` リクエストでアクセスされた場合、レスポンスでは (`book_list.html` テンプレートを使用して) シンプルなプレインテキストのオブジェクトリストが返されます。しかし、クライアントが `HEAD` リクエストを発行した場合には、レスポンスの body は空にし、`Last-Modified` ヘッダに本が最後に出版された時刻を設定して返します。この情報を使うことで、クライアントはオブジェクトのリスト全体をダウンロードするかどうかを判断できるようになります。
